政治への期待

2007/6

JOJO

   

 

2.青少年健全育成
 

 

今年3月に、県内小中学校の校長先生らを交えて、「青少年育成を共に考え行動しよう!」をテーマにバズセッション方式で意見交換、討議する機会があった。
  ある中学校校長先生からの「学校事情説明}を聴いてみると、
 

a) 学校代表に選ばれた生徒が出場拒否

 

  中体連の陸上競技100m競争の代表選手に選ばれても、スパイクシューズ」を学校側から支給してもら得ない理由で出場拒否。昔からユニホーム支給は一般的であるが「」は各自が当たり前であるが、、 家庭経済だけの問題でもないようである。経済的事情があっても昔なら「親族の誇り」であり、誰かが貸したり、あげたり援助するなどあった。「子供の才能」をいとも簡単につみ取ってしまうに「なさけなさ」を感ずる

 

b) 授業料を平気で払わない親

  高級車を乗り回しても、月謝を平気で踏み倒そうとする親が多い。
   
  その他に、挨拶もできない教師、「アイツ」「チクル」など言葉遣いの悪い教師もいて、「イジメ」の幇助一因とも云えかねない欠格教諭もいる。一般社会、職業を知らない就職指導の担当教諭など。 教師は崇高な使命を負っていることを忘れてはならない。
  青少年による凶悪事件がますます猟奇的犯罪になりつつある原因の最も大きな一つと云われる「節操のないメディア」の規制、対策が「重要」であることが既に「叫ばれて」久しい。
  青少年教育は、教師、親、地域が一体となった取り組みはもちろん大事だが、国の教育基本としての具体的施策推進が今求められている。
 

 

  「卑怯を憎む心」を養うべきと唱えた「国家の品格」<藤原正彦著>が昨年日本中を席巻したが、その影響を多く受けた?と思われる安部晋三総理大臣の骨格「美しい国つくり」で、「道徳育導入」の異論、他論あるが、三権分立を踏まえた中での良案、施策が望まれる。”大志を抱く”青少年を育てる教育、国であって欲しいものである。